2014年3月14日金曜日

KATA/KOMBE regular show "KITAJIMA/KOHSUKE"#05


こんにちは!
3月22日(土)と23日(日)にカタ/コンベの定期展"KITAJIMA/KOHSUKE"#5を開催します。 



22日(土)の夜には中野の某所で楽しいパーティーがあるという噂も。
来場の際は03−5942−4632(カタ/コンベ)までお電話ください。

ご来場お待ちしております。

(美)

2014年3月9日日曜日

水江未来「ワンダー・フル!!」@>ヒューマントラストシネマ渋谷を観てきました。

こんにちは。
前回のエントリーを書いた日(3月2日)はルー・リードの誕生日でしたが、今日3月9日はなんとジョン・ケイルの誕生日でした。
二人は年も同じみたいだし、この時期は「俺たち誕生日近いよな〜」とか言い合ったりしてたんでしょうか?

さて、今回はヒューマントラストシネマ渋谷で上映中の「ワンダー・フル!!」(水江未来監督)を観てきました。
私はTOKYO ANIMA!で水江監督を初めて知ったのですが、今回は新作をスクリーンで観られるということでとても楽しみにしていました。
「国境も性別も年齢も凌駕する、噂のノンナラティブ・アニメーションムービー!」というコピーの通り、ほぼ全編ストーリーなしのアニメ作品です。
細胞や色々な形がどんどん画面の中で変化していくのを大画面で観るのはすごく気持ちが良くて、なんだか色んなことを考えてしまいました。

水江監督のウィキペディアだと、魅了されたアニメ監督としてノーマン・マクラレンの名が挙げられているですが、私はむしろオスカー・フィッシンガーの作品を思い出しました(単に好きなだけかもしれませんが…)。
オスカー・フィッシンガーと言えばディズニーアニメ「ファンタジア」に協力したことでも知られていますが、そういえば「ファンタジア」でも水江監督の「FANTASTIC CELL」でもチャイコフスキーの「花のワルツ」がBGMとして使われています。
超!有名な曲なのでBGMとして使われるのは珍しくないと思いますが、面白いなと思うのは、どちらの作品でも「微細なものの厳かさ」とでも言えるような内容を表現してるんですよね(「ファンタジア」では四季の移り変わり、「FANTASTIC CELL」では細胞活動というか生命そのもの)。
この曲には生き物が繁茂しているイメージを想起させる力があるのかもしれませんね。
全然違うタイプのアニメですが、2012年にシアターイメージフォーラムで観たドン・ハーツフェルトの作品にも花のワルツが使われているシーンがありました。
もしかしたら花のワルツとアニメーションって一つのテーマになりうるのかも?なんて。

あとは、一番好きな作品である「Modern no 2」が大スクリーンで観られたのが嬉しかったですねー。

カッコいい!

(美)




2014年3月2日日曜日

さわ ひらき Under the Box, Beyond the Bounds@東京オペラシティ アートギャラリーに行ってきました。

こんにちは!
3月2日、昨年亡くなったルー・リードの誕生日ですね。
私はヴェルヴェット・アンダーグラウンドだったら「All Tomorrow's Parties」が一番好きだけど、ルー・リードのソロだったら「New York Telephone Conversation」が可愛くて好きです。
森美術館のアンディ・ウォーホルも早く行かなきゃな〜。

さて、今日はオペラシティアートギャラリーでさわひらきさんの個展を見てきました!
(看板の写真は取り忘れちゃいました…)
さわひらきさんの作品は飛行機が部屋を飛び交う「dwelling」ぐらいしか存じ上げなかったのですが、そのほかにも幻想的で懐かしい感じの映像作品を観ることが出来ました。




展覧会のイントロダクションや2012年のインタビューでも触れられている通り、
さわさんの作品は個人の記憶、特に子ども時代に想像したことを思い起こさせる力がある気がします。
かといってさわひらきさんの個人的な記憶を見せられているような感じでもなくて、
誰でも持ってる記憶に繋がる道が開かれるみたいな…
とにかく不思議な気分に浸ることができました(笑)。

それから常設展の最後のスペースで新人を紹介する「project N」では大田黒衣美さんという方の作品が展示されていました。
チューイングガムを使った作品にびっくり!ガムの色って格好良いんだなあ。
かわいいんだけど乾いた、寂しい感じもする印象的な展示でした。

見たい展示がいっぱいあって忙しいこのごろですが、カタ/コンベでの展示の準備もしなきゃ!

(美)

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