2014年7月8日火曜日

新井五差路/TYM344「ホーム・アンド・ドライ」②


こんにちは。
今週末の展示に向けて絶賛制作中のカタ/コンベです。

さて、ホーム・アンド・ドライというタイトルはペットショップボーイズの曲から引用されています。

Pet Shop Boys - Home And Dry

いい曲です。
「Home and Dry」という言葉には、「絶対に大丈夫」「安全な」「無事な」という意味があるそうです。The Beatles の「Free As A Bird」の歌詞にも出てきます。
で、どうしてホーム・アンド・ドライなのか。
それは、敢えて言えば「アートは危険だから(!)」です。
もし、真剣に作品を作るとしたら、社会と表現(と自分)の関係を突き詰めていく事になり、作品に繋がるような閃きを持ち帰るために、狂気すれすれのところまで行かなければなりません。
勿論、作品を作ることがいつもそんなに危ないわけはないのですが、それぐらい本気で思考したうえで作品を作れたらいいよね〜、という願望も込められています。
同時に、ホーム・アンド・ドライにはじめじめした外から帰った安心できる家、みたいなニュアンスもあるので、今回のテーマである「都市(のディティール)」にも合致していました。

ちなみに、上にあげたネズミのビデオの作者はヴォルフガング・ティルマンスです。
二匹のネズミはティルマンス自身と亡くなったパートナーの象徴なんだとか。

計らずも超大型台風8号接近で、メタファーではない身の危険を感じるホーム・アンド・ドライ。ウェットな嵐をくぐり抜けて、ぜひ見に来てくださいね!

(五)



2014年7月7日月曜日

新井五差路/TYM344 「ホーム・アンド・ドライ」


こんにちは。
地下室のカタ/コンベに籠って作業していると外の天気や時間が全然分からなくなるのですが、息抜きに外に出ると近所の新井薬師公園に棲んでいるヒキガエルが道を横断していたり。轢かれないように気をつけてほしいものです。

さて、日本に接近中に台風8号は最大級の警戒が必要なぐらいに強いそうですが、そんな週末に下北沢/新代田のカフェ・ギャラリー”Commune”でカタ/コンベのメンバーでもあるTYM344と新井五差路の二人展が開催されます。

Communeさんのblog
http://gallerycommune.blogspot.jp/2014/06/july-11-fri-july-13-sun-tym344.html


新井五差路/TYM344 
「ホーム・アンド・ドライ」

2014年7月11日(金) - 7月13日(日)


あなたは、自分がいま暮らす街のことを、毎朝歩く路地の風景を、覚えていますか?

かつて、都市空間からユニークなオブジェを見出した赤瀬川原平や、権威的な制度としての都市から個人を解放するために漂流(デリーヴ)を繰り返したフランスのシチュオシアニストなど、現代的な都市空間に対するアプローチは様々な方法で行われてきました。
それらの試みは、見方を変えることで、都市の風景とわたしたちの関係性を変え得ることを示しています。

今回の展覧会では、「カタ/コンベ」メンバーである2人が、普段何気なく目にしている看板や道路、建物などのイメージを集めて、意味を漂白し作品に転用することで、ひとつひとつのイメージが本来持っている表情を発見していきます。

あたりまえの風景の中に、新しい楽しみが見つかりますように。


新井五差路/Araigosaro
土地・不動産・植物等をテーマにオブジェなどを制作。
araigosaro.tumblr.com

TYM344
画像美術家。「​絵を描くこととは、決定された画像をつくること」として、道路標識から秩父連山まであらゆる不動物を手本にして、二値化された非・動画的な絵画を目指す。「TAGBOAT ARTFES 2014」審査員特別賞受賞。
www.tym344.com



Communeはすごくセンスのいい刺激的な場所なので、そんな場所で展示ができることに非常にわくわくしています。
作品のコンセプトや狙いがうまく伝わる展示にできるよう、最後まで頑張りたいと思います。ぜひ見にいらしてください。

(五)

2014年6月3日火曜日

KATA/KOMBE regular show "KITAJIMA/KOHSUKE"#06

6月7日(土)と8日(日)はおなじみの定期展"KITAJIMA/KOHSUKE"#6です。順調に回を重ねています。年4回ですから、千年続ければ#4000ですね。





フライヤーがなんとなく聖剣伝説2風味です。
撮影した池にはウシガエルのオタマJAXIがうじゃうじゃいました。

7日の夜には街型集住のための茶の間・OBKLことおばけリビング(カタ/コンベから徒歩7分)でおいしい沖縄料理を食べるイベントもあります。

おばけリビング通信
http://obakeliving.hatenablog.com/

なお、カタ/コンベのメンバー、TYM344氏はTAGBOAT ARTFES 2014 in 増上寺で賞をもらったそうです。
めでたい!
http://tym344.blogspot.jp/

一方、僕はゼルダの伝説 神々のトライフォース(SFC版)をクリアしました。
相変わらずの名作ぶりに心が震えました。
リンクは思春期にあれだけ殺伐とした生活を送ってしまい、きちんと社会に復帰できるか心配です。

(五)

2014年3月14日金曜日

KATA/KOMBE regular show "KITAJIMA/KOHSUKE"#05


こんにちは!
3月22日(土)と23日(日)にカタ/コンベの定期展"KITAJIMA/KOHSUKE"#5を開催します。 



22日(土)の夜には中野の某所で楽しいパーティーがあるという噂も。
来場の際は03−5942−4632(カタ/コンベ)までお電話ください。

ご来場お待ちしております。

(美)

2014年3月9日日曜日

水江未来「ワンダー・フル!!」@>ヒューマントラストシネマ渋谷を観てきました。

こんにちは。
前回のエントリーを書いた日(3月2日)はルー・リードの誕生日でしたが、今日3月9日はなんとジョン・ケイルの誕生日でした。
二人は年も同じみたいだし、この時期は「俺たち誕生日近いよな〜」とか言い合ったりしてたんでしょうか?

さて、今回はヒューマントラストシネマ渋谷で上映中の「ワンダー・フル!!」(水江未来監督)を観てきました。
私はTOKYO ANIMA!で水江監督を初めて知ったのですが、今回は新作をスクリーンで観られるということでとても楽しみにしていました。
「国境も性別も年齢も凌駕する、噂のノンナラティブ・アニメーションムービー!」というコピーの通り、ほぼ全編ストーリーなしのアニメ作品です。
細胞や色々な形がどんどん画面の中で変化していくのを大画面で観るのはすごく気持ちが良くて、なんだか色んなことを考えてしまいました。

水江監督のウィキペディアだと、魅了されたアニメ監督としてノーマン・マクラレンの名が挙げられているですが、私はむしろオスカー・フィッシンガーの作品を思い出しました(単に好きなだけかもしれませんが…)。
オスカー・フィッシンガーと言えばディズニーアニメ「ファンタジア」に協力したことでも知られていますが、そういえば「ファンタジア」でも水江監督の「FANTASTIC CELL」でもチャイコフスキーの「花のワルツ」がBGMとして使われています。
超!有名な曲なのでBGMとして使われるのは珍しくないと思いますが、面白いなと思うのは、どちらの作品でも「微細なものの厳かさ」とでも言えるような内容を表現してるんですよね(「ファンタジア」では四季の移り変わり、「FANTASTIC CELL」では細胞活動というか生命そのもの)。
この曲には生き物が繁茂しているイメージを想起させる力があるのかもしれませんね。
全然違うタイプのアニメですが、2012年にシアターイメージフォーラムで観たドン・ハーツフェルトの作品にも花のワルツが使われているシーンがありました。
もしかしたら花のワルツとアニメーションって一つのテーマになりうるのかも?なんて。

あとは、一番好きな作品である「Modern no 2」が大スクリーンで観られたのが嬉しかったですねー。

カッコいい!

(美)




2014年3月2日日曜日

さわ ひらき Under the Box, Beyond the Bounds@東京オペラシティ アートギャラリーに行ってきました。

こんにちは!
3月2日、昨年亡くなったルー・リードの誕生日ですね。
私はヴェルヴェット・アンダーグラウンドだったら「All Tomorrow's Parties」が一番好きだけど、ルー・リードのソロだったら「New York Telephone Conversation」が可愛くて好きです。
森美術館のアンディ・ウォーホルも早く行かなきゃな〜。

さて、今日はオペラシティアートギャラリーでさわひらきさんの個展を見てきました!
(看板の写真は取り忘れちゃいました…)
さわひらきさんの作品は飛行機が部屋を飛び交う「dwelling」ぐらいしか存じ上げなかったのですが、そのほかにも幻想的で懐かしい感じの映像作品を観ることが出来ました。




展覧会のイントロダクションや2012年のインタビューでも触れられている通り、
さわさんの作品は個人の記憶、特に子ども時代に想像したことを思い起こさせる力がある気がします。
かといってさわひらきさんの個人的な記憶を見せられているような感じでもなくて、
誰でも持ってる記憶に繋がる道が開かれるみたいな…
とにかく不思議な気分に浸ることができました(笑)。

それから常設展の最後のスペースで新人を紹介する「project N」では大田黒衣美さんという方の作品が展示されていました。
チューイングガムを使った作品にびっくり!ガムの色って格好良いんだなあ。
かわいいんだけど乾いた、寂しい感じもする印象的な展示でした。

見たい展示がいっぱいあって忙しいこのごろですが、カタ/コンベでの展示の準備もしなきゃ!

(美)

2014年2月25日火曜日

ハイレッド・センター:「直接行動」の軌跡展@渋谷区立松濤美術館に行ってきました。

こんにちは!
まだ雪が残る中、ハイレッド・センター:「直接行動」の軌跡展(渋谷区立松濤美術館)に行ってきました。


















松濤美術館は建物がかっこいいので好きな美術館の一つです。
しかも入場料が300円!安い!
大好きなハイレッド・センターの回顧展ということで、年明けからとっても楽しみにしていました。
会場入ってすぐに山手線事件の記録写真と、中西夏之さんのコンパクト・オブジェがたくさん並んでいました。コンパクト・オブジェはいつか一個欲しいな‥なんて。
あとは「シェルター計画」とか「宇宙の缶詰」を見られて感動!

もう50年も前だけど、今見ても全然古さを感じないのってすごい。
わたしも首都圏清掃整理促進運動やっちゃおっかな!














図録も買っちゃいました★(2000円でした)

(美)

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